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想いを伝えるのは難しい

四次元の発売まで2ヶ月を切ったわけですが、
最近、カップヌードルのCMを見てないな~と思って
日清カップヌードルのHPに行ってみました
以下引用


新CM「少年篇」配信中止のお知らせ 4月22日

 カップヌードル「NO BORDER」のシリーズCMは開始1年を経て、多くの消費者の方々から平和を願うキャンペーンとして、好意的な評価を頂いてまいりました。
 シリーズ2年目にあたり、本年度は架空のストーリーではなく、【いま世界に実在する問題】を通して、より深く「NO BORDER」(心の隔たりをなくしたい)という願いを表現していくことに致しました。
 今回の「少年兵」はその最初の作品です。
 弊社としては、世界各国で幼い少年達が武器を持っている現実に目を向け、彼らが負わされている悲しい現実と、それを乗り越えて平和な未来を築いていって欲しいという切なる願いをこめて製作したつもりでございます。

 しかしながら、多くの消費者の方から、このCM内容はともすると「武器を持って戦う少年を肯定したもの」と受け止められる可能性がある等、批判的なご指摘を頂きました。弊社の規格意図が十分に伝えられず誤解を招いてしまう事は、弊社としても本意ではなく、また非常に重大な問題と受け止めております。
 このCMの社会に与える影響について慎重に検討いたしました結果、カップヌードル「少年篇」CMの配信の中止をすることと決定いたしました。
 今後はこのようなことがないよう、より消費者の皆様から愛され、理解していただけるCM製作を心がけるよう努力いたします。



僕はTVでCMが流れる前からメイキングも見て、
企画意図をわかった上でこのCMが流れるのを見ていましたが、
言われて見れば少年兵の肯定に見えてしまうことがあるかもしれません。
30秒または15秒の中で全ての背景まで含めて表現することは大変ですが、
日清のCM担当の方には、またより良いCMを作っていただければと感じます。
またその際は改めて桜井さんの声を通じて、
平和に対するメッセージを感じられればいいなと思っています。


06/03/19追記
当時cupnoodle.jpに掲載されていた
少年篇の企画意図を転載させていただきます。
問題がありましたらご連絡ください

企画意図
 昨年より展開してきた ≪日清カップヌードル「NO BORDER」キャンペーン≫も、この4月で1年を迎えました。このキャンペーンは、企業理念の一つでもある『食足世平(食足りて世は平らか)』という言葉を立体的なメッセージしたものです。今までの4作では、様々なシチュエーションに並ぶ無数のカップヌードルでできたBORDERや、それが消えていく様子(もしくは消えた後の平和な世界)を描き、【偏見や憎しみ・諍いをもとに生まれたBORDERが、もしカップヌードルでできていたら、みんなで食べて消してしまえるのに・・・】という比喩で、平和への願いを表現してきました。

 カップヌードルは、おかげさまで現在、世界80カ国以上の国と地域で食されています。今の日本は繁栄と平和の中にいますが、世界の国々では紛争がもたらす貧困・飢餓が後を絶ちません。そんな時代だからこそ、誰もが願う平和について考えていただくきっかけ作りになればと思い、企画してきました。
 シリーズ2年目を開始するにあたり、平和を希求するキャンペーンへの消費者の方々のご理解を背景に、今年度は架空のストーリーではなく【いま世界に実在する問題】を取り上げることにしました。

 「NO BORDER」第5弾。今回の題材は、「少年兵」です。―――画面は、海に向かって歩く10歳ぐらいの少年を映しています。浜辺に遊びに出るのかと思えば、彼の真剣な表情のアップからカメラが切り替わると少年は自分の背丈ほどの銃を持ち、彼の背後に軍事施設があることがわかります。彼こそが、「少年兵」です。彼が属するゲリラの集団なのか、その軍事設備は決して近代的とは言えませんが、柵の前に立って海の方向を監視する少年の眼には、1人の兵士としての厳しさがあります。

 しかし、やがてある少女が軍事キャンプから歩み出て、少年兵に近づきます。少女は彼の妹のようで、厳しかった少年の顔は妹へ向ける優しい笑顔に変わります。【少年兵は「兵」である以前に、「1人のあどけない少年」である】ということを表現する瞬間。ここに、CMとして描きたかった≪希望≫があります。

 このCMの主人公のような「少年兵」は、世界中に30万人以上存在すると言われます(※註参照)。ジュネーブ条約で児童の戦闘への直接参加は禁止されていますが、紛争地域で育って親を殺されたり、人身売買の結果兵士として育てられたり・・・といった様々な形で、世界40カ国以上で18歳以下の少年兵が存在するとされています。
 この子供たちが憎しみの中で育ち、やがて戦地に駆り出されていくことは、世界規模での憎しみの連鎖にほかなりません。戦う大人たちにはそれぞれの理由や大義があるのでしょうが、少なくとも子供たちをそこに巻き込んで欲しくない、と願うばかりです。

 このCMでは、「少年兵」という地球規模の問題を提起し、次世代を担う子供たちに憎しみの連鎖をさせないように。。。との願いを込めています。主人公がCM前半に見せる厳しい顔とさびしく切ない後姿に、戦う理由もわからず銃を持たされる少年兵の悲しさが見えます。一方CM後半の妹に向ける笑顔からは、彼の本当の優しさが見えてきます。ひとりの少年として。
 子供たちが本当に美しい自然の中で、兵器ではなく好きなものを持って自由に遊べるような世界が実現すれば良いのに、と願うばかりです。

※少年兵に関する記述は、「Coalition to Stop the Use of Child Soldiers(英)」のデータより。
<付記>
 ジュネーブ条約4条と1977年の追加議定書で児童の戦闘への「直接」参加は禁止されています。しかし、世界中の18歳以下の子供のうち、およそ30万人が少年兵として戦闘に参加し、50万人が準軍事組織・民兵・反乱軍に送り込まれていると言われます。子供を従軍させている国は41カ国にのぼり、軍に入隊した子供は食事や住む場所を与えられるため、自ら志願する子供さえいるのが現状です。

 目前で親を殺されたり、誘拐や人身売買の結果として少年兵にさせられるケースもあり、戦争が終わって救出された後にも心身に障害を残す子供が多く、世界規模の人権問題して注目されています。
 この内容に関して、JICA(独立行政法人 国際協力機構)のホームページにも日本語で紹介されています。

撮影こぼれ話
 撮影は、3月下旬にキューバのJIBACOA(ヒバコア)というビーチで行われました。中南米を中心にロケ地を探し、とても美しい海と砂浜があるこの地を撮影場所に決定しました。その海辺にある建物をもとに美術スタッフが手を加えた結果、まるで本物のような軍事キャンプも再現されています。

 現在、キューバに少年兵が実在するわけではありません。しかし、未来を託すべき世界中の少年たちの悲しい現実には、キューバのスタッフたちも胸を痛めていたようです。撮影に携わったキューバの方々、ブラジル人の監督・カメラマン、アメリカ人のコーディネーター、そして日本の制作陣。国籍や人種を越え、地球規模の共通の問題に取り組む様子は、まさにNO BORDERな制作作業でした。
 
 

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